黄金の日日での緒形拳さん演じる太閤・豊臣秀吉の最期、それは幼き子供であった管理人には衝撃的すぎた。これを見た管理人は物凄く怖かったと記憶している。秀吉の死は、何回もドラマで描かれたが、こんなインパクトを受けたことがない。当時より、かなり歳を重ねた今見ても色あせてはいなかった。何年たってもいいものはいいと実感している。
こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。
いや~、緒形拳さん演じる太閤・豊臣秀吉の最期は、やっぱり素晴らしかった!!
歴史好きの管理人が好き勝手に記事投稿します。
それではいってみよう!
黄金の日日
最初に大河ドラマ「黄金の日日」について。
黄金の日日(おうごんのひび)。NHK大河ドラマ第16作、1978年1月8日から12月24日に放送。
原作は城山三郎。脚本は市川森一。主演は6代目・市川染五郎(現・松本幸四郎)。
納谷助左衛門
黄金の日日は伝説的貿易商人・納谷助左衛門こと呂宋助左衛門の生涯を描いている。演じているのは6代目・市川染五郎(現・松本幸四郎)。
管理人が幼少期に見たので、現在とは感じ方が違うが、まあ納谷助左衛門は正義感の塊の人物に描かれている。
対立する時の権力者・豊臣秀吉(緒形拳)を悪とするから余計に助左の正義感が引き立つ。
この助左に好きな石田三成(近藤正臣)が絡む。
キャスト
主なキャストを紹介。
- 助左→納屋助左衛門:六代目・市川染五郎(現・九代目松本幸四郎)
- 美緒:栗原小巻
- 杉谷善住坊:川谷拓三
- 石川五右衛門:根津甚八
- 桔梗:竹下景子
- お仙:李礼仙
- 千宗易→千利休:鶴田浩二
- 今井宗久:丹波哲郎
- 今井兼久→今井宗薫:林隆三
- 梢:名取裕子
- 笛(モニカ):夏目雅子
- 木下藤吉郎→羽柴秀吉→豊臣秀吉:緒形拳
- ねね→北政所:十朱幸代
- 淀君(淀殿):藤村志保
- 三好秀次→豊臣秀次:桜木健一
- 石田佐吉→石田三成:近藤正臣
- 小西弥九郎→小西行長:小野寺昭
- 織田信長:高橋幸治
- 明智光秀:内藤武敏
- たま→細川ガラシャ:島田陽子
- 高山右近:鹿賀丈史
- 徳川家康:児玉清
- 安国寺恵瓊:神山繁
- 高砂甚兵衛:松本幸四郎
- 原田喜右衛門:唐十郎
- 彦助:岸部一徳
他にもたくさんの方が出演しているが、割愛させてもらった。
1965年放送の「太閤記」と同じく、織田信長役は高橋幸治、豊臣秀吉役は緒形拳。
高砂甚兵衛役で松本幸四郎が出演している。親子共演であります。
面白いところでは、彦助役で岸部一徳が出演してます。
緒形拳の豊臣秀吉、壮絶なる最期!
「黄金の日日」で太閤・豊臣秀吉(緒形拳)の最期は、第47話「助左衛門追放」で描かれている。
秀吉(緒形拳)の寝所の襖には「虎」が描かれている。そう第46話「五右衛門刑死」で石川五右衛門(根津甚八)が最後に開けられなかった襖だ。
納谷助左衛門(市川染五郎、現・松本幸四郎)に追放を命じ、秀吉(緒形拳)の合図により襖が閉じられるのが印象的である!
秀吉(緒形拳)がしたためた御朱印には、こう書かれていた。
ついはうめいす 大かう
「追放命ず。太閤」という意味だろうが、その文字が汚らしいのがそそる。まさに踊りの踊った文字である。
ある夜、秀吉(緒形拳)が五大老に遺書をしたためる。鼻水を垂らし、涙しながら遺書を書く。このシーンでのナレーションも本人・緒形拳さんである。
「死神」は遺書をしたためてから13日後にやってくる。
突然目が覚めた秀吉(緒形拳)が吐血する。苦しみながら、悶えながら、秀吉(緒形拳)が立ち上がる。布団も寝巻きも血だらけ。白色なので赤い血の色が映えて妙に生々しい。
吐血する前にベルを鳴らそうとする秀吉は、真田丸の秀吉の最期のシーンと一緒だ。こんなところにも黄金の日日と真田丸を見比べる面白さがある。
立ち上がったまま、仰向けに後ろに倒れる。布団に倒れた秀吉(緒形拳)は、両手はジャガーポーズのように、目を開けたまま、顔は血だらけで死んでいる。太閤・豊臣秀吉が死去。
「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」
こうして第47話「助左衛門追放」は、秀吉の辞世の句でしめくくられる。。
この一連のシーンでの緒形拳さんは、「神がっている」と言っていいだろう。
久しぶりに見てもすごかったし、いたいけな少年時代に、これを見た管理人は怖かった記憶しかない。
文章でうまく伝わるかわからないが、機会があれば一度視聴してください!
豊臣秀吉の最期
史実での太閤・豊臣秀吉の死因については多くの説がある。死因についての記録が残っていないのが原因である。
1598年(慶長3年)8月18日、巨星墜つ。享年62。
秀吉の遺言により、しばらく死は隠された。
秀吉の死因について記事投稿しているので、よろしければ参考にしてみてください。
真田丸での秀吉の最期
真田丸の脚本・三谷幸喜氏はインタビューで「黄金の日日」が好きであると言っている。
そして三谷幸喜氏の熱烈オファーにこたえ、松本幸四郎さんが第28話「受難」に出演した。
役名は「助左衛門」。黄金の日日と同じである。
真田丸でも、太閤・豊臣秀吉の最後が描かれると思うので、どのようになるか楽しみである!
(追記)
第31話「終焉」で秀吉の最期は描かれた。
小日向文世さんの素晴らしい演技について記事投稿してますので、よろしければ参考にしてみてください。
関連記事
関連記事リンクをまとめてみました。よろしかったらご利用ください。
まとめ
うまく書けたか自信はないが、とにかく「黄金の日日」での秀吉の最期を見てほしい。
緒形拳さんの演技が素晴らしいです!
それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)
お読みくださってありがとうございました。それでは。