「 2016年06月 」一覧

長宗我部盛親。関ヶ原では戦闘に参加できず、寺子屋で生計を立てる

長宗我部盛親。関ヶ原では戦闘に参加できず、寺子屋で生計を立てる

管理人が思う長宗我部盛親は少し可哀想な人物である。特に関ヶ原の戦いなのだが、結果だけ見ると成り行き上、西軍として参加している。本戦でも「宰相殿の空弁当」でも有名な毛利秀元、東軍に内応した吉川広家のせいで動くに動けなかった。戦闘自体に参加できていない。そんな長宗我部盛親の最期は立派であったと伝わる。

豊臣秀保(羽柴秀保)。義父・豊臣秀長から通称は大和中納言

豊臣秀保(羽柴秀保)。義父・豊臣秀長から通称は大和中納言

豊臣秀保(羽柴秀保)。兄は関白・豊臣秀次。母は豊臣秀吉の姉・瑞龍院日秀。正室・おきくは豊臣秀長の娘なので従姉妹になり、秀長は叔父であり養父になる。一時期は関白候補とする資料も残されている。死因については病死となっているが、資料によっては溺死とも書かれている。

明石全登。熱心なキリシタンであり、元国際連合事務次長・明石康は子孫

明石全登。熱心なキリシタンであり、元国際連合事務次長・明石康は子孫

明石全登は宇喜多家家臣でありながら、豊臣秀吉の直臣でもあった。大坂冬の陣・大坂夏の陣での活躍により大坂五人衆の一人に数えられる。全登は宣教師を自分の屋敷に住まわせて保護するほどの熱烈なキリシタンであった。子孫には元国際連合事務次長・明石康がいる。

「真田丸」第25話「別離」感想。鶴松の死、それは悲劇の序章

「真田丸」第25話「別離」感想。鶴松の死、それは悲劇の序章

正直、第25話「別離」は見ていて疲れた。もちろんいい意味での疲れであるのだが。天下一統を果たし、絶頂に思えた秀吉だが、ここからジワジワと崩壊が始まる。大和大納言・豊臣秀長の死、千利休の切腹、鶴松の死を描いた放送回だった。死を扱っているが、反対の生きることを訴えかけているようにも思えた・・・。

呂宋助左衛門。伝説的貿易商人、秀吉に偽物のルソン壺を献上とも?

呂宋助左衛門。伝説的貿易商人、秀吉に偽物のルソン壺を献上とも?

呂宋助左衛門は伝説的貿易商人であり、1978放送の大河ドラマ「黄金の日日」でも描かれている。なんと「助左」が「真田丸」にも登場する。感慨深い物があります。助左衛門は巨万の富を得たが、あまりにも華美な生活をしたため邸宅没収処分を受けている。助左衛門が秀吉に献上したルソン壺は偽物で現地人の便器であったとも言われている。

豊臣秀頼。母は淀殿、豊臣家の公達。本当に秀吉の実子なのか?

豊臣秀頼。母は淀殿、豊臣家の公達。本当に秀吉の実子なのか?

秀頼が誕生したことにより、多くの人の運命が狂った。別に秀頼のせいではないが、豊臣秀次は典型的な人物であろう。秀次死後、秀吉の期待を一心に背負い秀頼は成長する。豊臣家のプリンス・公達として・・・。豊臣政権の永続を願い崩壊が始まってることに気づかず秀吉は死んだ。そして豊臣政権は永続しなかった・・・。

宇喜多秀家。備前宰相、関ヶ原の戦いでは西軍の副大将。八丈島に流刑

宇喜多秀家。備前宰相、関ヶ原の戦いでは西軍の副大将。八丈島に流刑

備前宰相と呼ばれた宇喜多秀家。父は梟雄と称された宇喜多直家。母・円融院は秀吉の側室的存在であったとの説があります。秀吉の寵愛を受けて猶子となった。秀吉より「秀」の字を与えられ、秀家と名乗る。正室は秀吉の養女(前田利家の娘)の豪姫。宇喜多騒動なども解説。