加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」と肝機能数値の関係を調査。結果は?

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この記事の所要時間: 540(文字数:3,409文字)

最近では、喫煙所でも加熱式タバコを多く見かける。加熱式タバコが広く利用されてから時間は経過していない。そして怖いのは健康への影響は、実際のところわかっていない。最近、iQOS(アイコス)を吸うことで肝臓の機能を損なう危険性が示唆されるという論文が発表されたようだ。これには思い当たる節がある・・・

実はこの加熱式たばこが普及しているのは、世界でも日本だけと言っていいようである。

実際には、テスト市場なんて声もあるようである。ちょっとテスト市場って何だよ!

なんで加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」と肝機能数値の関係を調べようかと思った動機は、ある時期に著しく肝機能数値が上昇したからである。

最初に断っておくが、管理人は中性脂肪(TG)が少々高めのため、お酒と甘いものは極力とらないようにしている。酒は週末2日だけ、ハイボールを少々(1回に200ml~300ml)。

加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」で肝機能を損なうって・・・??どういうことよ??

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日本での代表的な加熱式タバコ

最初に日本での代表的な加熱式タバコを列挙してみる。

  • 日本たばこ産業(JT)の「プルーム・テック(Ploom TECH)」-2013年から発売開始
  • フィリップ・モリス・インターナショナル社(PMI)の「iQOS(アイコス)」-2015年から発売開始
  • ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の「グロー(glo)」-2016年から発売開始

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その中でも、管理人が愛飲したのはiQOS(アイコス)である。

iQOS(アイコス)は、最初に名古屋限定販売だったようですね。なんで名古屋限定だったんだろう??

少々気になるが、まっいっか・・・

健康への害が低いって本当??

タバコ会社は、潤沢な資金を背景に健康への影響についての多くの研究論文を提出。また研究者に資金提供をし、それらをまとめて公的機関に製品の販売申請をしてきた。

タバコ会社は「健康への害が低い」ということをキャッチフレーズにし、あるいはそれを暗にほのめかしながら今も拡販を続けている。

一方で、タバコの害に懸念を示す研究者の側が、加熱式タバコについての評価研究に出遅れたようである。

そもそもこのキャッチフレーズに釣られて、管理人もメビウス1ミリロングからiQOS(アイコス)に切り替えてみた。

そしてiQOS(アイコス)を吸うことで肝臓の機能を損なう危険性が示唆されるという論文が発表だ・・・

iQOS(アイコス)を吸うことで肝臓の機能を損なう危険性が示唆されるという論文

「Tobacco Control」オンライン版でiQOS(アイコス)を使用することで肝機能障害が起きる危険性があるという論文が発表。米国のカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究グループによる実験動物のラットを使った研究で、iQOS(アイコス)を90日間吸わせたメスの群で肝機能の異常を示す目安である血中ALT(Alanine Aminotransferase、アラニンアミノ基転移酵素)値と肝臓の相対重量、肝細胞の空洞化が短期間で有意に高くなったという。

もちろん実験動物のラットと人体で違いがあるのはわかっているのですが・・・これを見て管理人はゾッとした。

素人の自分には論文とか難しいこと言われても困るが、要するに実験結果で肝臓の機能を損なう危険性が示唆されてのは理解しました。

iQOS(アイコス)のアメリカでの認可

間違っているかも知れないが、フィリップ・モリス・インターナショナル社(PMI)の本国であるアメリカではiQOS(アイコス)は2018年初旬時点で認可されていないようだ。

調査不足かも知れないが、少なくとも日本よりは認可が遅いのは確実なようだ。

これが意味することとは・・・

次に管理人の肝機能数値を公開する。

肝機能数値

これが管理人の直近の血液検査の結果。

年月 γ-GT(γ-GTP) AST(GOT) ALT(GPT)
2018年06月 86(0-70) 25(10-40) 48(5-40)
2018年08月 139(0-70) 39(10-40) 88(5-40)
2018年10月 83(0-70) 58(10-40) 103(5-40)

管理人は中性脂肪(TG)が少々高めのため、1~2ヶ月サイクルで血液検査を行っている。
注目すべきは2018年06月から2018年08月の数値の上昇度。これには自分自身ビックリした。

医者からは生活の変化などを指摘されたが、その時にはわからなかった。

いろいろ冷静になって考えると、普通のタバコからiQOS(アイコス)に切り替えたことを思いついた。よって2018年08月の検査結果から、前のメビウス1ミリロングに戻した。

そして2018年10月の検査結果。AST(GOT)・ALT(GPT)が上昇した原因は不明だが、γ-GT(γ-GTP)は確実に下がった。

次回の検査では、AST(GOT)・ALT(GPT)も下がることを期待している。いや下がるだろうと思っている!!

直近の肝機能数値

2018年11月の検査結果がでました。直近の肝機能数値を記事にしました。よろしければ参考にしてください。

iQOS(アイコス・加熱式タバコ)との決別!肝機能数値を爆上げ!!貴方は?
前回の記事の締めくくりとして投稿します。直近の肝機能数値結果がでました。実は加熱式タバコの人体への影響は、導入してから間もないこともあり詳細はわかっていない。本当に怖いことは、そこである。管理人が実際にiQOS(アイコス)を利用して体験したことを記事にしました。よろしかったらお読みください。

太衝(たいしょう)というツボ

管理人は太衝(たいしょう)というツボマッサージを行いました。肝機能数値の低下には劇的効果がありました。記事投稿していますので、よろしければ参考にしてみてください。

肝機能数値を1ヶ月で正常化!太衝(たいしょう)ツボのマッサージは劇的効果
今回は、太衝(たいしょう)という肝臓の機能を高めるツボのお話。肝機能数値低下にも効果的で、予防の役目も果たし、他にも効果的であります。実際に管理人が体験したことを記事投稿してみます。年末年始などで、お酒の席も増える人にも役立つ情報だと思います。

参考サイト

参考サイトは以下のとおりです。本当にありがとうございました。

「アイコス」に肝臓の機能を損なう危険性?(石田雅彦) – 個人 – Yahoo!ニュース

まとめ

本当は、喫煙自体をやめればいい話だが、どうしてもやめられない・・・

管理人の結論としては、喫煙する以上、加熱式タバコを愛飲するわけにはいかなくった。怖くてiQOS(アイコス)を愛飲できなくなった。おそらく加熱式タバコも個人差があり、自分には合っていなかったようだ。

普通のタバコより害が少ないと思って始めてみたiQOS(アイコス)ではあるのだが・・・

そして加熱式タバコを愛飲する方には、一回血液検査をオススメする。怖いのは肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれること。管理人も自覚症状などは一切ない。害が少ないと思って始めてみたiQOS(アイコス)で肝機能を損なっては本末転倒である。

喫煙を楽しむというのも変だが、血液検査をしてからiQOS(アイコス)を愛飲してください。これは管理人からの切なる思いです。

最後に、この記事はiQOS(アイコス)や他の加熱式タバコを否定するものではないことを宣言しておく!

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