2016年3月17日、日本陸上競技連盟はリオ五輪日本女子マラソン代表として伊藤舞(大塚製薬)・福士加代子(ワコール)・田中智美(第一生命)の3選手を発表。福士の名古屋ウィメンズマラソンに強行エントリーなんてのもあったが、無事キャンセルしました。代表選考は予想通りであり、特に福士加代子(ワコール)には頑張ってもらいたい。
こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。
福士加代子(ワコール)の名古屋ウィメンズマラソン強行エントリーは、いろんな意味での牽制であったと思うのだが・・・。
無事にリオデジャネイロ・オリンピック日本女子マラソン代表に選出されて、なによりである。
それではいってみよう!
目次
リオデジャネイロ・オリンピック日本女子マラソン代表選考基準
リオ五輪日本女子マラソン代表選考基準を確認します。
- 世界選手権で女子マラソン入賞者(8位以内)で、日本人最上位の選手。
- さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソンの3つの選考レースで日本人3位以内の成績を残し、2014年4月1日から16年3月13日までの間に日本陸連の設定記録(女子2時間22分30秒)を突破した選手。
- 各レースの記録や順位、レース展開、タイム差、気象条件を総合的に勘案し、本大会で活躍が期待されると評価された選手。
リオデジャネイロ・オリンピック日本女子マラソン代表選考レース
リオ五輪日本女子マラソン代表選考は、世界陸上・北京大会2015、さいたま国際マラソン2015、大阪国際女子マラソン2016、名古屋ウィメンズマラソン2016の4レース。
各選考レースの結果を確認します。
世界陸上・北京大会2015
日本女子選手の結果。
- 伊藤舞(大塚製薬)-2:29:48(総合7位)
- 前田彩里(ダイハツ)-2:31:46(総合13位)
- 重友梨佐(天満屋)-2:32:37(総合14位)
「世界選手権で女子マラソン入賞者(8位以内)で、日本人最上位の選手」という選考基準で伊藤舞は、リオ五輪日本女子マラソン代表に内定した。
さいたま国際マラソン2015
日本上位3人の女子選手の結果。
- 吉田香織(ランナーズパルス)-2:28:43(総合2位)
- 渋井陽子(三井住友海上)-2:31:06(総合4位)
- 小田切亜希(天満屋)-2:36:29(総合8位)
大阪国際女子マラソン2016
日本上位3人の女子選手の結果。
- 福士加代子(ワコール)-2:22:17(総合1位)
- 堀江美里(ノーリツ)-2:28:20(総合2位)
- 竹中理沙(資生堂)-2:29:14(総合3位)
日本陸上競技連盟が設定したタイム(2:22:30)を上回り、福士加代子が一躍有力候補に!
名古屋ウィメンズマラソン2016
日本上位3人の女子選手の結果。
- 田中智美(第一生命)-2:23:19(総合2位)
- 小原怜(天満屋)-2:23:20(総合3位)
- 清田真央(スズキ浜松AC)-2:24:32(総合4位)
田中智美と小原怜の差は僅か1秒!
リオデジャネイロ・オリンピック日本女子マラソン代表選手
2016年3月17日、日本陸上競技連盟はリオデジャネイロ・オリンピック日本女子マラソン代表選手3人を発表した。
代表選手は伊藤舞(大塚製薬)、福士加代子(ワコール)、田中智美(第一生命)である。
福士が名古屋ウィメンズマラソン2016に強行エントリーするなど、ゴタゴタした感があったが出場もキャンセルし、福士は無事代表選手に選出された。
名古屋ウィメンズマラソン2016での小原怜(天満屋)は、僅か1秒で代表選手から落選しているが、これはしょうがないところだろう。
代表選手の直近3走などを調べてみました。
伊藤舞
伊藤舞(いとうまい)。1984年5月23日。奈良県奈良市出身。京都橘高等学校-京都産業大学。デンソー-大塚製薬。
直近3走。
- 2014年2月-東京マラソン-7位(2:28:36)-日本女子トップ
- 2015年3月-名古屋ウィメンズマラソン-3位(2:24:42)-自己記録、世界陸上北京大会選考レース
- 2015年8月-世界陸上北京大会-7位(2:28:36)-日本女子トップ、リオ五輪代表選考レース
自己ベストは名古屋ウィメンズマラソン(2015年3月)での2:24:42。
福士加代子
福士加代子(ふくし かよこ)。1982年3月25日。青森県北津軽郡板柳町出身。青森県立五所川原工業高等学校機械科。ワコール。
直近3走。
- 2014年9月-ベルリンマラソン-6位(2:26:25)-日本女子トップ
- 2015年10月-シカゴマラソン-4位(2:24:25)-日本女子トップ
- 2016年1月-大阪国際女子マラソン-優勝(2:22:17)-日本女子最初の五輪派遣設定記録突破、自己記録
リオ五輪代表選考レースの大阪国際女子マラソン2016で日本陸上競技連盟が設定したタイム(2:22:30)を上回り自己ベスト。
2013年8月の世界陸上モスクワ大会で銅メダルの実績が光りますね。
日本女子マラソン代表選手3人の中で唯一メダルに届きそうです!
田中智美
田中智美(たなかともみ)。1988年1月25日。千葉県成田市出身。千葉英和高等学校-玉川大学。第一生命。
直近3走。
- 2014年11月-横浜国際女子マラソン-1位(2:26:57)-初優勝、世界陸上北京大会選考レース
- 2015年9月-ベルリンマラソン-8位(2:28:00)-日本女子トップ
- 2016年3月-名古屋ウィメンズマラソン-2位(2:23:19)-自己記録、日本人トップ、リオ五輪代表選考レース
名古屋ウィメンズマラソン2016の日本人トップで代表選出された。このレースでの2:23:19は自己ベスト。
2014年11月の横浜国際女子マラソンで優勝しながら、世界陸上北京大会の代表から落選を経験している。
悔しさをバネに、本番のリオ五輪では頑張ってほしい!
まとめ
予想順位は福士加代子(ワコール)、田中智美(第一生命)、伊藤舞(大塚製薬)の順。持ちタイムの順である。
特に福士にはメダルが見えてるんじゃないかと思う。ガンバレ福士加代子!!
それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます。。。by aki(@aoplanning_com)
お読みくださってありがとうございました。それでは。