2016年シーズン、菅野智之のストレートボールは進化した。きれいな縦回転でスピン量が増加している。オフにバランスよく上半身、下半身を鍛えたようだ。そして特に指力強化に取り組んでいる。指力強化のせいでボールを強く弾けているのだと思う。もともとストレートの球速はあったので、それにスピン量が増加したら・・・。
こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。
読売ジャイアンツのファンではないが、菅野智之のストレートボールについて書こうと思う。
それではいってみよう!
菅野智之の2015年シーズン
読売ジャイアンツ・菅野智之は2015年シーズンを10勝11敗、防御率1.91で終えた。
管理人は納得出来ない。菅野はこんなピッチャーではない!
防御率1.91は、打撃上位の現代野球で驚異的な数字である。
勝利数が10なのは、チームの打撃が貧打のせいだろう。少なくとも2,3勝の上積みはあるはずだ。
菅野智之という男、現状に満足せず常に高みを目指している!
これが菅野智之の凄いところだ。
オフに指力を強化
2016年シーズン開幕前、菅野は上半身・下半身をバランスよく鍛えた。
もうひとつ取り組んだのが「指力」の強化だ。
指力強化は2016年シーズンに早速あらわれてる。
スピン量が増加したのだろう、ストレートで打者を差し込んでいる。
いわゆるスピードガン表示より、打者が速く感じているストレートボールってやつだ。
2016年シーズン、菅野のストレートは「きれいな縦回転のスピン量が増加したストレート」だ。
去年までの菅野智之のストレートとは明らかに違う。テレビで見ていてもわかるくらいに・・・。
まだ発展途上だろうが、菅野智之は「絶品のストレートボール」を手にした。
山本昌のストレート
スピードガン表示より、打者が速く感じるストレートといえば山本昌がわかりやすいだろう。
2015年で現役を引退した「レジェンド」だ。
山本昌といえばスクリューボールが有名だが、第一の武器はストレート。
球速は130前後、お世辞にも速そうに見えない。でも打者は速く見えていたのだ。
結構前だと思うがNHKの番組で、全盛期の阪神タイガース・藤川球児と山本昌のストレートの回転数を比較したら、なんと山本昌のストレートの回転数のほうが多かった。
コレも昔だが、全盛期の高橋由伸と清水隆行は「昌さんが世界一の左投手だ!」と言っている。
山本昌本人も「自分は速球投手だ」と胸を張ってコメントしている。
山本昌があんなに勝てたのは、ストレートのスピン量だ。
スピードガン表示は目安にすぎないことを明言したい。
間違いなく山本昌は、速球投手である!
ワンシーム
それから菅野は、2016年シーズンから「ワンシーム」を投げている。
ワンシームとはストレートと同じ球速で沈んだり、浮き上がったりと不規則な変化をする。
空気抵抗、指の力の入れ具合などで、投げてる本人もわからない変化をする。
もともと菅野は、バランスがとれていてストレートも変化球も素晴らしい投手である。
2016年シーズンは、絶品のストレートボールとワンシームが加わった。
今年の菅野を攻略するのは、相当困難だ!
2016年シーズン
2016/04/27現在の菅野智之の成績は、3勝0敗、防御率0.68。
防御率0.68が物語っている。ほとんど点を取られていない。
そりゃー、あのストレートボールを中心に組み立てられたら、ちょっと打てんだろう(笑)。
2016/04/22のDNA戦は、まめが潰れて途中降板しているのが気になるが。前の試合までは二試合連続完封だった。その試合も失点・自責点はゼロ。
まめが潰れるくらい、強くボールを弾けている証拠だと思う。
タイガー・ウッズも指力強化
指力強化といえばゴルフのタイガー・ウッズも全盛期は指力強化をしていた。
タイガーの指力強化はティッシュを指先で丸めるというのであった。
ゴルフと野球ではスポーツのジャンルが違うが、指力強化ということで紹介した。
まとめ
きれいな縦回転のスピンのきいたストレートを見ているとゾクゾクする。
意外といないんだよねー、プロでもきれいない縦回転のストレート投げてるピッチャーって(笑)。
まめを潰した菅野は心配だが、今年は菅野智之の登板試合を見るのが楽しい!
肩・肘等の怪我には気をつけて、頑張って欲しい。
とにかく菅野智之が現時点で投げているストレートボールは凄い!!
それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)
お読みくださってありがとうございました。それでは。