東京ヤクルトスワローズは2015年セントラル・リーグのペナントレースを制した。ヤクルトといえば川端慎吾・山田哲人・畠山和洋を中心とした強力打線がクローズアップされるが、長いペナントレース打線だけでは乗りきれない。やはり投打のバランスが大事である。東京ヤクルトスワローズの投手陣を整備した投手コーチに着目した。
こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。
東京ヤクルトスワローズ投手コーチ・伊藤智仁、高津臣吾の手腕、特に中継ぎローテーションという発想はすごいと思う。
それではいってみよう!
東京ヤクルトスワローズの2015年シーズン
2015年、東京ヤクルトスワローズはセントラル・リーグのペナントレースを制した。
成績は76勝65敗2引き分け、勝率.539で2位読売ジャイアンツに1.5のゲーム差をつけた。
クライマックスシリーズも制したが、日本シリーズは惜しくも福岡ソフトバンクホークスに敗れてしまった。
シーズン前の下馬評では、東京ヤクルトスワローズは良くなかった。
管理人の率直な印象も打撃は強烈だが、投手陣がちょっとという感じだった・・・。
プロ野球解説者の予想でも東京ヤクルトスワローズを1位にしたのは、チームOBでもある古田敦也氏だけだったように思える。
しかし大方の予想に反して東京ヤクルトスワローズは、2015年優勝した!
東京ヤクルトスワローズの2015年投手陣
東京ヤクルトスワローズの投手陣を整備した投手コーチである伊藤智仁と高津臣吾の手腕に着目した。
2015年の投手陣をおおまかに振り返ってみる。
(先発)
- 小川泰弘
- 石川雅規
- 石山泰稚
- 山中浩史
- 成瀬善久
- 新垣渚
- 館山昌平
(中継ぎ・抑え)
- 秋吉亮
- 松岡健一
- 古野正人
- 徳山武陽
- 久古健太郎
- 中澤雅人
- 山本哲哉
- ロマン
- オンドルセク
- バーネット
こんな感じだろうか。
2015年の東京ヤクルトスワローズといえば、ロマン・オンドルセク・バーネットの黄金リレーだ!
伊藤智仁と高津臣吾の両投手コーチは中継ぎローテーションを導入している。
なるべく無理使いをせず、ローテーション外の時はブルペンでの投球もしていないというのだ。
中継ぎローテーションといえば、その昔横浜ベイスターズの権藤博氏が導入して話題になった。
伊藤智仁
伊藤智仁・権藤博といえばファンに強烈な印象を残したが、選手生活の大半を怪我に苦しんだ投手だ。
投手の肩と肘は消耗品であることを身を持って体験している人物である。
そして伊藤智仁といえば、名前を聞いただけで東京ヤクルトスワローズファンならずともプロ野球ファンなら涙する。
管理人も好きな投手のベストスリーに入り、まさに記憶に残る選手である。
127登板、37勝27敗25セーブ。
全盛期の伊藤智仁の捕手であった古田敦也は絶賛している。
プロ野球評論家の青田昇は「プロ野球史上で本当のスライダーを投げたのは、藤本英雄、稲尾和久、伊藤智仁の三人だけ」と評価。
当時の監督だった野村克也は「長いこと監督をやってきたけど、あいつがNo1だよ」と伊藤を絶賛している。
伊藤智仁といえば高速スライダーだが、スピンのきいたストレートも絶品であった!
東京ヤクルトスワローズの2016年投手陣
東京ヤクルトスワローズの投手コーチは役割分担ができていて、伊藤智仁コーチはブルペン、高津臣吾コーチはベンチである。
2016/05/04現在、ヤクルトは15勝16敗1引き分け、勝率.484で5位。
どう考えても黄金リレーの助っ人三人衆の二人、ロマンとバーネットの退団が痛い。
投手陣の整備中だと思われる。ロマンとバーネットの穴を埋めるべく投手を模索している段階だ。
ペナントレースは30試合を超えたばかり、これからだ。
先日はルーキーのドラフト1位・原樹里が勝った!嬉しいニュースである。
中継ぎローテーションを導入している伊藤智仁と高津臣吾の両投手コーチのもとでは、若手投手が育つだろう。いや育つことを期待している。
まとめ
この投手陣をやりくりしている伊藤智仁と高津臣吾の両投手コーチの手腕は特筆すべきである。
高津臣吾といえば「魔球・シンカー」!
管理人が説明するまでもないほどの抑えのレジェンドだ。
伊藤智仁と高津臣吾の様な投手が一人でも出現することを望む。
そして投手陣が育った時、再び東京ヤクルトスワローズの黄金期は訪れる!
是非見てみたいものだ・・・。
それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)
お読みくださってありがとうございました。それでは。