【真田丸】小日向文世の秀吉、最期は迫真の演技!そして秀吉ロス

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この記事の所要時間: 522(文字数:3,225文字)

大河ドラマ「真田丸」第31話「終焉」で小日向文世さん演じる太閤・豊臣秀吉が逝った。第31話「終焉」の秀吉は、悪く言えば息をしているだけの状態だった。そんな秀吉を小日向さんは、見事に演じている。もう真田丸で秀吉を見ることはできない。そして管理人は「秀吉ロス」になった・・・。

こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。

感想記事でも書いたが、あまりにも小日向文世さん演じる太閤・豊臣秀吉の最期が素晴らしかったので記事投稿する。

それではいってみよう!

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太閤・豊臣秀吉の最期

「真田丸」第31話「終焉」感想。「頼む佐吉を...」~巨星墜つ,アイキャッチ画像

真田丸で太閤・豊臣秀吉の最期は、第31話「終焉」で描かれた。

素晴らしい脚本・演出・演技だった!

役者にとって「死ぬ演技」は難しいと言われる。それを小日向文世さんは、見事に演じきった。

そして個人的には、この放送回のキーワードは「鐘」だと思っている。

詳細は記事投稿してますので、よろしければ参考にしてみてください。

「真田丸」第31話「終焉」感想。「頼む佐吉を・・・」~巨星墜つ
秀吉は源次郎に「頼む、秀頼を」ではなく「頼む、佐吉を・・・」と言った。この時の秀吉は昔に戻っていたと思う。そして出浦昌相と本多平八郎忠勝の大立ち回り。「終焉」というタイトルにふさわしい放送回であった。「頼む、佐吉を・・・」の言葉に涙した・・・。
【真田丸】なぜ栄華を極めた秀吉が「ベル」に手が届かなかったのか?
大河ドラマ「真田丸」での太閤・豊臣秀吉の最期。異変を感じた秀吉は「ベル」を探したが、所定の場所にはなかった。ベッドから落ちても這いつくばって「ベル」の所まで行こうとした。天下人として栄華を極めた秀吉は「ベル」を鳴らすことができなかった。誰にも気づかれず秀吉は逝った・・・。

真田信繁への遺言

秀吉の最期を振り返る前に、秀吉(小日向文世)と源次郎(堺雅人)のやり取りも素晴らしかったので書かせてもらう。

寝ていた秀吉(小日向文世)は源次郎(堺雅人)を呼ぶ。

秀吉(小日向文世)「源次郎・・・」

秀吉(小日向文世)「頼む、佐吉を・・・」

源次郎(堺雅人)「石田様を・・・」

秀吉(小日向文世)「支えてやってくれ、寂しい男でな・・・」

源次郎(堺雅人)「かしこまりました。」

繰り返し「秀頼を頼む」とばかり言っていた秀吉(小日向文世)が「頼む、佐吉を・・・」なんて・・・。

二人の関係性が伺えるいい言葉だ。

秀吉(小日向文世)は治部殿(山本耕史)を知り尽くしている。そして治部殿(山本耕史)も秀吉(小日向文世)を知り尽くしている。

管理人は涙が止まらなかった。

この言葉が秀吉から源次郎への遺言となった・・・。

石田三成。三献茶から佐和山城主、五奉行の一人~関ヶ原の戦い
石田三成は秀吉が天下人になると秀吉の子飼いから次第に台頭する。確かに三成は槍働きの武将ではない。忍城水攻めの失敗から戦下手のイメージもある。秀吉の子飼いでも福島正則などとは正反対の武将だ。歴史とは勝者が都合よく伝えたものがほとんどである。三成の研究が進むことを望む。でもなんだろう石田三成のことを思うと切なくなる・・・。

小日向文世が演じる太閤・秀吉の最期のシーン

「真田丸」第31話「終焉」感想。「頼む佐吉を...」~巨星墜つ,画像01

太閤・秀吉の最期のシーンは、放送回の一番最後だ。

秀吉を見舞いに来た「金吾中納言」こと小早川秀秋(浅利陽介)は、秀吉がこだわった「蝋燭の火」を消してしまった。秀吉(小日向文世)は、その夜から昏睡状態に陥る。

目が覚めた秀吉(小日向文世)は、異変を感じ「鐘」を探した。

有働アナのナレーションと管理人の言葉で伝えます。

有働アナ「一代の英雄が最期の時を迎えようとしている」

秀吉(小日向文世)はベッドから落ち、這いつくばり鐘のところへ・・・。

有働アナ「栄華を極めた男の人生の締めくくりとしては、それはいかにも寂しいものであった」

秀吉(小日向文世)は力尽きた。ついに「鐘」には、手が届かなった。

有働アナ「太閤・豊臣秀吉。享年62」

1598年(慶長3年)8月18日、巨星墜つ。秀吉の遺言により死は隠されたため、通夜・葬儀はとりおこなわれてないと伝わる。秀吉には複数の死因説が存在する。

秀吉(小日向文世)は誰にも気づかれず死んだ。

この間、BGMや辞世の句の類(たぐい)は一切ない。それがまた素晴らしい!這いつくばったままの秀吉の亡骸をカメラが上から映し出す。

目を開けたまま、その目からは一筋の涙が流れた・・・。

太閤・豊臣秀吉の死因。毒殺?それとも脚気・大腸癌・腎虚あたりか?
太閤・豊臣秀吉の死因については多くの説がある。死因についての記録が残っていないのが原因であるのだが、前から不思議には思っていた。死因についての記事ではあるが、特に毒殺説にスポットをあてている。根拠はないが、毒殺説ではないかと管理人自身は思っているからだ。他の諸説も記述している。
小早川秀秋。秀吉の養子、金吾中納言~関ヶ原の戦いで西軍を裏切る
小早川秀秋といえば関ヶ原の戦いで西軍を裏切ったということになるが・・・。通称「金吾中納言」も有名である。飲酒についてはかなり好きだったようであるというか、飲まなければプレッシャーがありやってられなかったのだろうか。気持ちはわかる。天下人が叔父というのはかなりのもんだと思う。そういう意味では同情してしまう・・・。

【黄金の日日】緒形拳の豊臣秀吉、壮絶なる最期!

小日向さんの秀吉の最期を「静」とするなら、「黄金の日日」での緒形拳さんの秀吉の最期は「動」というか壮絶!

時代も違うので、比べるつもりはないが、管理人にとっては印象に残るシーンであった。

必見の価値ありです!

感想を記事投稿してますので、よろしければ参考にしてみてください。

【黄金の日日】緒形拳の豊臣秀吉、壮絶なる最期!見事な演技・演出
黄金の日日での緒形拳さん演じる太閤・豊臣秀吉の最期、それは幼き子供であった管理人には衝撃的すぎた。これを見た管理人は物凄く怖かったと記憶している。秀吉の死は、何回もドラマで描かれたが、こんなインパクトを受けたことがない。当時より、かなり歳を重ねた今見ても色あせてはいなかった。何年たってもいいものはいいと実感している。

秀吉ロス

思えば真田丸からは、数々の「○○ロス」が生まれた。

視聴者によって違いますが、管理人は「室賀ロス」「秀次ロス」になりました。みなさんは「何ロス」でしょうか?

ロス後の月曜日なんて、放心状態になりグッタリしてます。

これから先、何回かのロスが予想されるので、楽しみではありますが、少し恐怖もあります(笑)。

そして管理人は「秀次ロス」になったばかりだが、ふたたび「秀吉ロス」になった・・・。

真田丸は、見る者にとっての様々な表情がある。そして様々な感動を生んでいる。

この場をお借りして感謝の気持ちを述べていと思います。

制作に関わる関係者みなさま、素晴らしいドラマをありがとうございます!

さらば室賀正武殿「真田丸」第十一話「祝言」囲碁対局の名シーン
「黙れ小童ぁ!」のセリフで注目されていたキャラクター・室賀正武。そして俳優の西村雅彦。「真田丸」第十一話「祝言」での西村雅彦演じる室賀正武の散り際は見事だった!それを引き出した真田昌幸を演じる草刈正雄も凄い。管理人は涙が止まらなかった。そして自分の中では「真田丸」第十一話「祝言」は神回になった・・・。
【真田丸】豊臣秀次のイメージに一石を投じる。制作と新納慎也に拍手
豊臣秀次の終焉が近づいてる。それが第28話「受難」で描かれる。管理人は複雑な気持ちである・・・。最初は、豊臣秀次を演じる新納慎也(にいろしんや)さんもいつものように見ていたが、放送回を重ねるうちにすっかり好きになっていた。新納慎也さんをはじめとする制作スタッフに感謝の記事投稿をする。

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2016年大河ドラマ「真田丸」レビュー記事

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まとめ

小日向文世さんの秀吉は素晴らしかった!

太閤・豊臣秀吉の享年は62。小日向さんの年齢も62・・・。運命を感じてならない。

そして小日向さんにとっての秀吉と真田丸は、のち代表作品と言われるまでになることを切に願ってやまない・・・。

小日向さん、ありがとう!!

それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)

お読みくださってありがとうございました。それでは。

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