【真田丸】長澤まさみの「きり」、最初は??最近は好きになった!

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大河ドラマ「真田丸」が始まってみると、長澤まさみさんが演じる「きり」というキャラクターが物議をかもした。賛否両論あったが、大多数は否定的な意見であった。その当時、管理人も少し否定的に思っていた。しかし最近では、そのような意見を目にすることはなくなった。そして管理人も好意的に思えてきた。

こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。

長澤まさみさんが「きり」にキャスティングされた時は期待していた!ドラマが始まってみると・・・??、しかし最近では・・・。

歴史好きの管理人が好き勝手に記事投稿します。

それではいってみよう!

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長澤まさみが演じる高梨内記の娘・きり

大河ドラマ「真田丸」で、長澤まさみさんは高梨内記(中原丈雄)の娘・きりを演じている。のち真田信繁(堺雅人)の側室になる女性だ。

史実では、次女・於市、三女・阿梅(片倉重長後室)をもうける。関ヶ原の戦い後、信繁(幸村)は九度山に流され父・高梨内記とともに同行している。

真田信繁(幸村)の側室、高梨内記の娘。真田丸では「きり」
真田信繁(幸村)の側室で高梨内記の娘。真田丸では「きり」という名前で長澤まさみが演じていると言ったほうがわかるでしょう。信繁(幸村)との間には、次女・於市、三女・阿梅(片倉重長後室)をもうけています。九度山にも同行している。阿梅は片倉小十郎重長の後室になり、信繁(幸村)の次男・大八も片倉家に養育されたといわれています。
高梨内記。信繁(幸村)の傅役。九度山に付き従い、大坂夏の陣で戦死
真田信繁(幸村)の傅役であった可能性が高い高梨内記。娘は信繁(幸村)の側室になっている。第一次上田合戦で武功をあげ、関ヶ原の戦い以降は真田昌幸・信繁(幸村)に付き従い、九度山へ同行している。昌幸死後も九度山に残り、信繁(幸村)とともに大坂冬の陣・大坂夏の陣で豊臣方として戦う。大坂夏の陣で信繁(幸村)とともに戦死。
真田信繁(幸村)の正室・側室、子女についてまとめてみた。
大河ドラマ「真田丸」第26話「瓜売」で、春(竹林姫・演じるのは松岡茉優)、たか(隆清院・演じるのは岸井ゆきの)が登場したので真田信繁(幸村)の正室・側室、子女についてまとめてみた。人物の概略、真田丸での配役を織り交ぜながら書いてます。

戦国のヤンキー娘

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真田丸のキャスティングが発表された時、管理人は長澤まさみさんが好きな女優であることから楽しみにしていた。真田信繁の生涯のパートナーなどの触れ込みなどもあったせいか、かなり期待していた!

しかしドラマが始まってみると、管理人が想像していたキャラクター設定とは違っていた。信繁を近くで支える健気な女性を思い描いていだけにガッカリもした。

大坂編が始まるまでは、もう一人の女性・梅(黒木華)がいただけにしょうがないのだが・・・。

きり(長澤まさみ)のキャラ設定は、物議をかもし「ウザい」「戦国のヤンキー娘」などなど酷評が多かった。

最初の頃は、確かに信繁(堺雅人)のそばでギャンギャンうるさかった。あれはうざかった。

さすがに長澤まさみさんが好きな管理人でも、多数の意見に賛成だった。

真田信繁(幸村)の側室、堀田作兵衛興重の娘。真田丸では梅
真田信繁(幸村)の側室で堀田作兵衛興重の娘。真田丸では梅という名前で黒木華が演じていると言ったほうがわかるでしょう。残念なことに資料が、ほとんどありません。信繁(幸村)との間には、信繁(幸村)の最初の子「すへ/菊」をもうけています。のちに「すへ/菊」は石合重定/道定に嫁いでいます。

象徴的なシーン

きり(長澤まさみ)が「ウザい」と思った象徴的なシーンがある。

第11話「祝言」、管理人の中では神回となっている放送回だ。

室賀正武(西村雅彦)殺害シーンに「きり(長澤まさみ)」が居合わせる。祝言の席で源次郎信繁(堺雅人)と梅(黒木華)の仲睦まじい姿をみたくないということで、たまたま縁側にいるという設定である。

そして室賀(西村雅彦)殺害を見てしまい、それを源次郎信繁(堺雅人)に知らせ、皆が知るということになる。

室賀正武(西村雅彦)殺害は、良いシーンだっただけに残念である。しいて言うならば「きり(長澤まさみ)」の登場シーンに無理があったような・・・。

という感想記事を投稿している。

大河ドラマ「真田丸」第十一話「祝言」感想。室賀正武どの散る
沼田領問題で追い詰められた徳川家は室賀正武をそそのかし、真田安房守を暗殺させようとする。源次郎信繁と梅の祝言は利用される。葛藤する室賀は昌幸殺害を決心する。徳川家と室賀の企みを知った真田家は室賀を返り討ちにする計画を進める。源次郎信繁は、その計画を知らない。めでたいはずの祝言は「血染めの祝言」になってしまう・・・。
【真田丸】第1話~第25話までの神回ベスト5を選ぶ!
大河ドラマ【真田丸】第1話「船出」~第25話「別離」までの神回ベスト5を勝手に選んでみる。感想記事のアクセス数ランキング、視聴率ランキングも記述しながら真田丸を分析してみたいと思う。最後は真田丸により好きになった武将二人についても書く・・・。

大坂編

前述のような気持ちを引きずりつつ、大坂編の第14話「大坂」が始まった。

するとどうだろう管理人の気持ちが、少しづつ良い方向に変化してきた。

キャラ設定が強烈である茶々・淀殿(竹内結子)の登場のせいか、きり(長澤まさみ)がまともに見えてきた・・・。

大河ドラマ「真田丸」第14話「大坂」感想。出奔した石川数正
石川数正出奔により徳川家康は真田攻めから撤退した。数正出奔の背後には真田昌幸の影が。弟・信尹をつかって石川数正を調略した。上杉景勝の上洛に同行することになった源次郎信繁。そこで石田治部少輔三成と出会う。三成は直江兼続がいい人に見えるくらい高飛車だった。源次郎信繁は大坂城に驚き、いよいよ関白・秀吉に面会するのだが・・・。
淀殿(茶々)。豊臣秀吉の側室、秀頼の母、母は織田信長の妹・市
豊臣秀吉の側室・淀殿。父は浅井長政で、母は織田信長の妹・市。同母妹は初、江。子は鶴松、秀頼。猶女は完子。本名は茶々、菊子。秀吉の側室となってからは皆さんご存知だろう。秀吉が登場するドラマには欠かせない人物である。淀殿に「菊子」という名があるのは知りませんでした。淀殿といえば大坂冬の陣・大坂夏の陣なのだが・・・。

豊臣秀次との関係

管理人の中で、きり(長澤まさみ)が良くなった要因は、何と言っても新納慎也さん演じる豊臣秀次との関係性だろう。

ドラマでは秀次(新納慎也)に気に入られ、側室とまでの話があった。

側室になるように思えたが、秀次(新納慎也)は非業の死を遂げる。優しい秀次(新納慎也)は、死の直前に側室の話はなかったことにしている。

真田丸での豊臣秀次像が素晴らしかっただけに、きり(長澤まさみ)も引き立った!

秀次の形見となった聖母マリアの絵を抱いて、泣く「きり(長澤まさみ)」は良かった。

【真田丸】豊臣秀次のイメージに一石を投じる。制作と新納慎也に拍手
豊臣秀次の終焉が近づいてる。それが第28話「受難」で描かれる。管理人は複雑な気持ちである・・・。最初は、豊臣秀次を演じる新納慎也(にいろしんや)さんもいつものように見ていたが、放送回を重ねるうちにすっかり好きになっていた。新納慎也さんをはじめとする制作スタッフに感謝の記事投稿をする。
豊臣秀次。殺生関白の表現もあるが、文化人・教養人としての一面も
天下人・豊臣秀吉の甥になる豊臣秀次。少年期は叔父・秀吉の立場に振り回され養子に出される。殺生関白の記述もあり、悪行はあったにせよ文化人・教養人であったとも言われる。秀吉により関白・豊臣家の家督を継いだ。これが悲劇の始まりであったのかもしれない。もし関白になっていなかったなら・・・。秀次の最期は壮絶の一言であろう。
豊臣秀次事件。豊臣政権に亀裂が生じ、関ヶ原の戦いの一因?
1595年(文禄4年)6月末、関白・豊臣秀次に謀反の疑いが持ち上がる。豊臣秀次事件の始まりである。粛清の理由は諸説あり、ハッキリとはわかっていない。秀次が切腹したのは事実であり、秀次の係累は根絶された。そこまでする必要があったのだろうか。聚楽第、近江・八幡山城は破却された。秀次という人物がいなかったかのように・・・。

「きり」という名前はキリシタンの「きり」?

秀次(新納慎也)の形見である絵の女性が、「聖母マリア」であることを細川ガラシャ(橋本マナミ)から教えてもらう。大工の吉蔵(水橋研二)こと「フランシスコ吉」との出会い・・・。

だからなのか、きり(長澤まさみ)はキリシタンに興味を持つようになる。そして「きり(長澤まさみ)」の行く所に事件が発生する。

ウザい面はあるが、慣れたせいか、全てが許せるようになってしまった。

管理人はドラマが始まる前の気持ちで、「長澤まさみ」の登場シーンを楽しみにしている!

最近はネットで「きり(長澤まさみ)」についての否定的な意見を見なくなったことにはホッとしている・・・。

細川ガラシャ。父は明智光秀、細川忠興の正室。最期は壮絶
細川ガラシャはキリスト教信徒(キリシタン)として有名。父は明智光秀、細川忠興の正室。本能寺の変後、しばらく幽閉されていたことも有名である。しかし細川ガラシャといえば、やはり壮絶な最期ではないだろうか。美談として語られることが多く、いろいろな題材として取り上げられている。最期については、当時の書物で書かれ方が違う。
【真田丸】キリシタンの大工・吉蔵~フランシスコ吉、最期は?
大河ドラマ「真田丸」第29話「異変」で登場したキリシタンの大工・吉蔵についての記事投稿。大工・吉蔵を演じているのは水橋研二。モデルはフランシスコ吉。二十六聖人のひとりであり、最期は「日本二十六聖人殉教」といわれる。

きりちゃんは菩薩になった

九度山村での生活を描いている第39話「歳月」。

その中で、きりちゃん(長澤まさみ)の印象的なセリフがあった。

「もう菩薩の心ですよ」

キリシタンかと思いきや、この言葉。

最近は、ほんとに「きり(長澤まさみ)」に癒されています。管理人にとっての菩薩かもしれません。

前半部分でウザいと思った自分を猛省しております(笑)。

信繁(堺雅人)の側室になるとか、子どもを産むとかを超越してるような気がします。もっと大きな存在、母のような存在だろうか。

展開的には、今のままでいいような気がします・・・。

詳細は記事投稿してますので、よろしければ参考にしてみてください。

「真田丸」第39話「歳月」感想。真田紐と薫殿のナレ死
真田信繁とその一行は、九度山村での幽閉生活に慣れてしまっていた。それ故、兄・信之にも助命嘆願を断っている。その代わりってわけではないが、資金援助を申し出ている。実際は九度山も苦しかったようだが、信之の上田も苦しかったようである。そして関ヶ原の戦いから14年、信繁の元に大坂より使者が・・・。

幸村を産む

このままの展開では、きり(長澤まさみ)ちゃんは、信繁(堺雅人)の側室にはならないだろう。

そして黒田官兵衛を「なんとか官兵衛」と言い放つ「きり(長澤まさみ)」ちゃんは凄い(笑)。

第40話「幸村」では、「真田幸村」が誕生した!

そしてそれを後押ししたのは「きり(長澤まさみ)」だ。

事もあろうに、信繁(堺雅人)の子どもを産むのではなく、「幸村」を産んでしまった。

これは凄いことだ。三谷幸喜氏の脚本が凄い。発想が素晴らしい。

「真田丸」が大河ドラマ史上の名作になるのは間違いない!

「真田丸」第40話「幸村」感想。方広寺鐘銘事件と「真田幸村」誕生
明石掃部頭全登の来訪は風雲急を告げた。そして片桐且元。且元は振り返りながら語り始める。方広寺鐘銘事件がキッカケのようだ。豊臣家と徳川家は一触即発。戦いは始まろうとしていた。信繁は決意する。ここから真田左衛門佐幸村の物語が始まる。今まで全てが前フリだったかのように・・・。

きりと源次郎

第49話「前夜」のエンディングでは、源次郎(堺雅人)と「きり(長澤まさみ)」が、ついに結ばれた・・・。と言っていいだろう。

「源次郎様がいない世にいてもつまらないから」の言葉は涙を誘う!

長かった。ここまで本当に長かった・・・。

源次郎(堺雅人)は「きり(長澤まさみ)」を抱きしめ唇にキス。綺麗なキスシーンだ!

きり(長澤まさみ)はキスの最中にもかかわらず喋りだす。こういうシーンでも「きり(長澤まさみ)」らしさは健在!(笑)。

ドラマの最後は高梨内記の娘に関しての有働アナのナレーションでエンディングをむかえる。

「ナレ死」とは違う「きり」バージョン。

源次郎(堺雅人)の胸でうっとりする「きり(長澤まさみ)ちゃん」の表情は幸せそのもの。

その表情は、どこまでも美しかった・・・。

「真田丸」第49話「前夜」感想。「黙れ、小童ぁ!」返しと「きり」の愛
内通者は織田有楽斎だけではなかった。台所頭・大角与左衛門(樋浦勉)も内通者だった。といってもそれは有名な話。でも与左衛門(樋浦勉)もキッチリ描くのが真田丸の真骨頂!何人かの主要人物が討死した。わかっていても悲しいものは悲しい・・・。そして、そして、ついに源次郎と「きり」が・・・。

ミュージカル「キャバレー」

最後は、真田丸とは関係ない話になるのだが・・・。

長澤まさみさんが、2017-01に開幕する名作「キャバレー」に主演し、ミュージカルに初挑戦するニュースがあった。

本人は「ミュージカルは最初で最後」と決めているといい、「なんでもやります!!」と意気込みを語っている。

個人的意見だが、このような役はあっていると思う。

頑張ってほしいものだ。

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まとめ

TwitterのTLで「きり」は「キリシタン」の「きり」といってる人がいた。なるほどねと思ってしまった。

きり(長澤まさみ)が何話で真田信繁(堺雅人)の側室なるのかわからないが、これからも注目していきたいと思います。

長澤まさみさんのこれからの御活躍を心から祈っています・・・。

それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)

お読みくださってありがとうございました。それでは。

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