真田丸と真田太平記の第一次上田合戦(神川合戦)の放送回を比較

真田丸と真田太平記の第一次上田合戦(神川合戦)の放送回を比較,アイキャッチ画像
この記事の所要時間: 527(文字数:3,276文字)

「真田丸」第13話「決戦」で第一次上田合戦が描かれ信繁青春編が終わった。「真田太平記」第8話「上田城死守」をもう一度見てみた。どちらがいいかは別にして「真田丸」第13話「決戦」を考えてみた。別に古いドラマがいいとは思っていないが、なんだろう複雑な気持ちは。第一次上田合戦だけに集中したかったのだが・・・。

こんにちは、こんばんは、はじめまして、毎度です(笑)。aoplanning.comの管理人aki(@aoplanning_com)です。

真田丸と真田太平記を見比べてモヤモヤを解決したかったのだが・・・。

歴史好きの管理人が大河ドラマ「真田丸」レビューを好き勝手に記事投稿します。

それではいってみよう!

スポンサーリンク

「真田太平記」第8話「上田城死守」

真田太平記では第8話「上田城死守」で第一次上田合戦を放送時間の3分の1くらいで描いている。

史実では「高砂」により開戦となっているが、真田太平記での「高砂」はない。

砥石城から出陣した真田源三郎信幸(渡瀬恒彦)勢が、徳川軍を攻撃しながら後退する役目をこなしている。

源次郎幸村(草刈正雄)は、父・昌幸(丹波哲郎)のそばに居て、合戦シーンではこれといって目立っていない。同じく矢沢三十郎も目立たず。

少しではあるが、沼田城では矢沢薩摩守頼綱(加藤嘉)が北条家相手に一歩も譲らないところも描かれている。

真田昌幸は碁を打っていたと言われているが、昌幸(丹波哲郎)と真田家・草の者(忍び)頭領・壷谷又五郎(夏八木勲)が碁を打つシーンはちゃんとある。

城下では主に草の者(忍び)・お江(遥くらら)たちが徳川勢を撹乱している。徳川軍が城の門を突破したところで、昌幸(丹波哲郎)が登場し、徳川勢を追い払っている。

源三郎信幸(渡瀬恒彦)、源次郎幸村(草刈正雄)らが徳川勢を追いかける。そして神川の堰を切る。徳川軍は敗退する。

第一次上田合戦(神川合戦、上田・神川の合戦)、真田VS徳川
天正壬午の乱の和睦条件で浮上した沼田領問題。沼田を巡り争う真田家と北条家。真田昌幸が上杉景勝に通じたことにより徳川家康は、真田討伐を決意。第一次上田合戦である。1585年(天正13年)閏8月から同年11月、徳川家譜代の重臣・石川数正が豊臣家に出奔したことにより完全に撤退。真田家を討伐することはできなかった。

「真田太平記」第8話「上田城死守」感想

真田丸で昌幸パパを演じてる草刈正雄が源次郎幸村を演じてます。かっこいいです!

真田太平記の特徴としては、草の者(忍び)たちが活躍し、そこをしっかり描いています。

第8話は内容満載で、源次郎幸村(草刈正雄)は徳川に勝利した後、上杉景勝に約束通り人質にいきます。

真田家は秀吉により徳川家の与力大名となったことから昌幸(丹波哲郎)と源三郎信幸(渡瀬恒彦)が徳川家康(中村梅之助)に面会に浜松に行きます。

稲姫(紺野美沙子)が源三郎信幸(渡瀬恒彦)に嫁ぐことが決まり、そのまま昌幸(丹波哲郎)と源三郎信幸(渡瀬恒彦)は大坂城の豊臣秀吉(長門裕之)に面会するところまで進みます。

秀吉(長門裕之)の一存で、源次郎幸村(草刈正雄)が豊臣家の人質となることまで決まります。

内容満載ではあるが、なんとも忙しない放送回である。でも面白いです!

鳥居元忠。秀吉からの官位を断る家康への忠義、伏見城の戦いで戦死
忠義の三河武士・鳥居元忠。徳川十六神将。豊臣秀吉からの官位の推挙は固辞。下総香取郡矢作藩(千葉県香取市矢作)の藩祖。1600年(慶長5年)、伏見城の戦いで壮絶な最期をとげている。家康は伏見城の血染め畳を江戸城の伏見櫓の階上におき、登城した大名たちに元忠の精忠を偲ばせている。伏見城の床板は「血天井」として現在も伝わる。

「真田丸」第13話「決戦」

大河ドラマ「真田丸」第13話「決戦」感想。第一次上田合戦と梅,アイキャッチ画像

真田丸では第13話「決戦」で第一次上田合戦を放送時間のほとんどを使い描いている。

源次郎信繁(堺雅人)勢の「高砂」による挑発により開戦となっている。堺雅人は上田の「上田獅子・常田獅子」を舞っている。「高砂」と言うところでは史実通り。

徳川軍を攻撃しながら後退する役目は、源次郎信繁(堺雅人)勢である。終始、源次郎信繁(堺雅人)は徳川勢を挑発している。矢沢三十郎頼幸(迫田孝也)は源次郎信繁(堺雅人)と行動をともにしている。

史実通り碁を打つシーンは、昌幸(草刈正雄)と高梨内記(中原丈雄)で再現されている。

城下では堀田作兵衛(藤本隆宏)たちが徳川勢を撹乱している。徳川軍が大手門まで来たところで、昌幸(草刈正雄)が登場し、徳川勢を追い払っている。

砥石城から出陣した源三郎信幸(大泉洋)は徳川軍を挟み撃ちにしている。

神川の堰を切るのは出浦昌相(寺島進)の合図により佐助(藤井隆)の役目。徳川軍は敗退する。

「真田丸」第13話「決戦」感想

戦いのシーンが放映時間いっぱいに使われ、守戦の面白さがわかった放送回だった。

ネットでは城下のセットが「風雲たけし城」、合戦の人数が少なくてショボいとか賛否両論あった放送回でした。

「梅の死」という悲しい出来事があった放送回でしたが、第8話「調略」・第11話「祝言」には遠く及びませんでした。

ドラマの設定上、梅というキャラクターが慌ただしくいなくなった感がしてなりません。悲しみはありませんでした。

第一次上田合戦という真田家にとって大きなイベントのわりには、ちょっとガッカリな放送回でした。

これは管理人の個人的意見ですが・・・。

大河ドラマ「真田丸」第13話「決戦」感想。第一次上田合戦と梅
徳川勢7,000に対して真田勢は2,000。真田昌幸は籠城をしない。第一次上田合戦の始まりである。上杉家より一時帰参して源次郎信繁も参加する。これで駒は揃った。家康も鳥居元忠・大久保忠世・平岩親吉と名だたる武将を派遣している。真田家の名は全国に轟くことになるのだが、考えさせられる「決戦」であった。そのとき梅は・・・。
大河ドラマ「真田丸」第八話「調略」感想
上杉方・春日信逹の調略に成功した真田信尹、源次郎信繁。その間に真田昌幸は北条氏直に臣従していた。北条家の起請文を受け取った信逹だが、信尹に殺害されてしまう。信逹を裏切り者として上杉景勝に報告。信逹は磔にされてしまう。調略失敗と思った氏直は信濃から撤退し、家臣の謀反により景勝も撤退する。すべてが昌幸の計略であった・・・。
大河ドラマ「真田丸」第十一話「祝言」感想。室賀正武どの散る
沼田領問題で追い詰められた徳川家は室賀正武をそそのかし、真田安房守を暗殺させようとする。源次郎信繁と梅の祝言は利用される。葛藤する室賀は昌幸殺害を決心する。徳川家と室賀の企みを知った真田家は室賀を返り討ちにする計画を進める。源次郎信繁は、その計画を知らない。めでたいはずの祝言は「血染めの祝言」になってしまう・・・。

第13話「決戦」で思うこと

真田丸・真田太平記ともに囲碁のシーンがあるのが興味深いです。

真田丸に関して言うならば、第一次上田合戦だけを描けばよかったんじゃないかと思う。せっかく守戦の面白さがわかった放送回だったし。

ドラマの都合などがあるんだろうが、「梅の死」は別の放送回でのほうが・・・。

ちょっと残念です。

戦いのシーンを放映時間いっぱい使ったのに、なんか非常に残念・・・。楽しみにしてただけに複雑な放送回だった。

関連記事

関連記事リンクをまとめてみました。よろしかったらご利用ください。

2016年大河ドラマ「真田丸」レビュー記事

1985年新大型時代劇「真田太平記」レビュー記事

真田家に関する記事

武田家に関する記事

徳川家に関する記事

織田家に関する記事

まとめ

結局モヤモヤは解決しなかった。

第13話「決戦」で、全く泣けなかった管理人は非情なのでしょうか?これについて悩んでしまう今日このごろの管理人です・・・。

もう一度、第13話「決戦」を見て、第14話以降の気持ちを切り替えていきたいと思います。

それでは感謝の気持ちでしめます。いつもありがとうございます・・・。by aki(@aoplanning_com)

お読みくださってありがとうございました。それでは。

スポンサーリンク

フォローする(Push7もあります)

コメントの入力は終了しました。